前衛美術の作品をこんなにまとめて見たのは初めてかもしれません。
山村さんはまだこのような新しい表現作品の評価が定まっていない時に、いずれはこれらが公共の財産になると先見の目で収集されていたとのことです。これらの作品はかなり大きな作品ですが、近づいて見るとかなり緻密で丁寧に描かれているのがわかります。偶然に出来たように見えてちゃんと計算されていることが解ります。現実にこれらの作品の評価は世界的に高まりつつあります。山村さんは1986年に59歳の若さで亡くなられていますが、同じ西宮市の方だったというのもなんとなく親近感があり、西宮市、宝塚市、芦屋市にも沢山の作家さんがおられたということも知りました。エネルギッシュで見応えあり!兵庫県立美術館にて9月29日まで開催中です。
古美術遊美では前衛作家作品、抽象画作品を買受しています。吉原治良、元永定正、白髪一雄、嶋本昭三、村上三郎、など。
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